どんな要素が必要なのか?
近年になり、ようやくシステムエンジニアの市場価値が上昇傾向にあります。
2008年のリーマンショック以降、多くの企業が設備投資を見直したためにIT業界にも冬の時代が到来しました。
しかし徐々にIT業界の景気は回復し、現在では売り手市場としてIT関連職の求人が年々増加しています。
その中でもシステムエンジニアは重宝されているため、求人数は多く様々な企業が優れた人材の獲得に力を注いでいます。
そのため採用時の基本年収はIT業界の中でも著しく高く、さらに希望年収を交渉できる求人を探すことも可能です。
システムエンジニアの仕事は、主に顧客とのミーティングやシステム全体図であるドキュメントの作成、システムの基本設計やプログラムの詳細設計などが挙げられます。
時にはプログラミングを行うケースもあるため、相当のスキルが必要になります。
「IT業界の何でも屋」と異名を持つほどであり、様々なシーンで活躍できるのが最大の魅力です。
システムエンジニアに向いている人は「ITに興味があり技術トレンドに過敏な人」、そして「コミュニケーション能力に長けた人」と言われています。
特にコミュニケーション能力が高い人は営業や交渉での活躍が期待でき、チームリーダーに抜擢される可能性を秘めています。
システムエンジニア業界が求めている優れた人材として1番に挙げられるのは、「トラブル解決能力が高いエンジニア」です。
このエンジニアに必要な要素は、「プレイヤーとしてのスキル」と「マネージャーとしての能力」の大きく分けて2つになります。
このように、仕事を成功に導く要素を兼ね揃えているシステムエンジニアであれば、自らの市場価値を高めて活躍していけるでしょう。